令和元年11月28日、川内川河川事務所発注工事の大島地区中流河道掘削工事が竣工しました。
国土強靭化対策工事として、洪水による浸水被害の低減を図るため、羽月川の河道掘削を行いました。令和元年9月16日から掘削土砂の搬出を開始し、1日平均17台の10tダンプを使用して運搬を行いました。今回の工事では、「真の効率的ICT施工」を模索し、多くの方の協力の基、様々な取組みを行いました。
まず、発注者と円滑なコミュニケーションをとる目的でARやVR技術を活用しました。AR技術の面では、「Trimble SiteVision」という最新製品を取り入れ3Dモデルで視覚的に分かり易く、発注者と共通認識を構築しやすい現地立会を実現しました。
土砂運搬の際には、「CAT ペイロード」を使用し過積載ゼロの遵法輸送を達成する事が出来ました。ペイロードを使用する事で過小積載も防止することができ、生産性の向上や工期短縮、環境負荷低減も実施できました。
また、10tダンプには「バスマップ」を設置し速度超過など土砂運搬中の危険運転低減を図ると共に1日の運転日報を活用して運転手と良好なコミュニケーションをとる事や安全意識を向上させることができ、無事故で工事完了することができました。
担い手の確保の面では、レーザースキャナーの新規導入による若手・女性職員への測量技術教育を通して、性別や年齢に捉われない働き方の探求を行いました。加えて、高校生を招いて体験型現場見学会を実施し土木工事のイメージアップを図りました。

【大島地区中流河道掘削工事プロジェクトチーム】
国土交通省 国土技術政策総合研究所
株式会社アカサカテック
キャタピラー九州株式会社
キャタピラージャパン合同会社
サイテックジャパン株式会社
施工技術総合研究所
福井コンピュータ株式会社
hiyocostudio
福上産業株式会社